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2023.05.17
DIARY

朝日町 宮崎の灰付けワカメ

 
朝日町 宮崎の灰付けワカメ!!
仕事までの早朝 念願かなって行ってきました。
 
灰付けワカメは
①波が小さい
②風がない
③潮の流れが弱い
④海水が濁っていない
⑤晴天の日
でないと出来ず、条件がしっかり揃う日は極めて稀です。
 
最盛期の昭和30年代には、200艘もの船がヒスイ海岸に浮かび、競い合ってワカメを採っていましたが、大変手間暇がかかるため年々携わる漁家が減り、ここ数年は、朝日町漁協が生産を行っておられます。
早朝から2艘でワカメを採り、浜辺で手早く捌いて、まんべんなくわら灰をまぶし、浜辺にのれんを広げるように干して行きます。
パリパリに乾燥したワカメを、夕方湿った海風「あいの風」を受けて少ししんなりした所で取り込みます。
この灰干し製法により、色と香りよく長期保存が出来ます。
海水温の上昇や高波が続いたことなど様々な要因により、年々、育つワカメの量が減っており、生産量が極めて少ないことから幻の「灰付けワカメ」と呼ばれています。
この風景、この魚食文化をつないでいきたいと、朝日町漁協と宮崎のみなさんががんばっておられます!
(上澤さんの投稿より)
 
昨日は 3艘の船で採られたワカメで作業しました。
今年の作業は 2日で終わりとのこと!!
本当に幻の灰付けワカメです。
昨日副産物としていただいた芯とめかぶはさっと茹でフードプロセッサーにかけて保存します!!
新鮮な磯の香りが残った海のペースト 今日は納豆と混ぜて 朝食にしました。
抜群においしいです。ありがとうございました。
スキッと晴れた空と青い海。
故郷宮崎の海の景色と重なる海岸です。
この美しい海岸の初夏の風物詩、ずっと残って欲しいと感じました。
来年も楽しみにしています。

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